阪神 最大3年15億円で金子獲り正式参戦 2年後ポスティングにも含み

[ 2014年12月17日 05:30 ]

オリックスから国内FAとなった金子

 阪神は16日、オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した金子千尋投手(31)との交渉を開始することを正式に表明した。

 大阪野田の阪神電鉄本社で球団役員会があり、坂井オーナーも獲得方針を了承。近日中に具体的な条件を金子側に示す予定で、オリックスを含む国内複数球団との争奪戦が本格化する見通しとなった。

 役員会を終えた南球団社長は「(条件面で)幅を持たせて(坂井オーナーから)了承を得た。あとは交渉人に任せる」と説明。先月中旬のFA宣言以降も本人のメジャー志望や右肘手術などの諸事情を踏まえて慎重な調査を重ね、あらためて獲得意思を公にした。

 「幅を持たせた」条件は最大で3年15億円とみられ、在籍2年を経過後のポスティングシステム利用にも含みを持たせる模様だ。交渉役の中村GMは「彼も熟考するのでは。長期戦も覚悟している」と決意を示した。

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2014年12月17日のニュース