中日・吉見「やるからには頭を」 開幕投手へ巨人・内海から刺激

[ 2014年12月17日 05:30 ]

開幕投手へ意欲を見せた吉見

 右肘痛で今季3試合(0勝1敗)の登板に終わった中日の吉見一起投手(30)が来季の開幕投手を狙うと明言。過去3度、大役を務めているエースが復権を誓った。

 「開幕ローテ入りは当然だし、やるからには頭を狙っていきたい」

 08年から12年まで5年連続2桁勝利。そんな右腕の気持ちを刺激したのが、11年に18勝で最多勝を分け合った尊敬する巨人の左腕の言葉だった。

 「新聞で見たけど、内海さんが“開幕投手を狙えなくなったらダメだ”と言っていた。僕は2年間何もしていないけど、その通りだなと思った」

 今オフから山本昌、岩瀬らがいる鳥取のジム「ワールドウイング」での自主トレに初参加。両先輩が使用しているジム特製のスパイクもつくった。ごく軽量で、歯の数がこれまでの6本から、13本もある。「履いている気がしないし疲れにくそう。何かを変えないといけないし、投げる時の変な不安はなくなった」

 3月27日・阪神戦(京セラドーム)での虎狩りに向け、ストイックにツメを研ぐ。

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2014年12月17日のニュース