菅野 右肘「何の不安もない」原監督太鼓判!総仕上げ65球

[ 2014年11月3日 05:30 ]

<巨人練習>ブルペン投球する菅野

 巨人の菅野が川崎市のジャイアンツ球場で行われた秋季練習最終日にブルペン入り。原監督が見守る中で変化球も交えて65球を投げ込んだ。

 「何の不安もない。変化球を投げても平気です。監督、コーチ、スタッフの方々も納得していただけた」。10月3日に右肘じん帯部分損傷で出場選手登録を抹消後、指揮官の前では初めてのブルペンだった。5日から同球場で再び始まる秋季キャンプを免除されている菅野にとっては今季の総仕上げ。「御前投球」には周囲を安心させる意味合いもあった。

 原監督も「あれぐらい投げられたら大丈夫でしょう」と太鼓判。今季、チームトップの12勝を挙げた右腕は休養を取った後、12月の上旬から米アリゾナ州で始動する予定だ。シーズン中に2度離脱し、ポストシーズンでの登板機会もなかった反省を生かし「今年は少し早く始動します」と前倒しで土台をつくる。

 原監督は来季、今季と同じく先発ローテーションを中5日で回す方針を示唆。伝え聞いた菅野は「12、1月で体力をつけたい。来年こそ(先発)ローテを守って最後まで戦い抜く」と語気を強めた。 

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