オリ森脇監督 社会人・大学組5選手“1軍スタート”示唆

[ 2014年11月3日 05:30 ]

社会人野球日本選手権にドラフト指名した選手の視察に訪れたオリックス・森脇監督

 オリックス・森脇浩司監督(54)が2日、今秋ドラフトで指名した社会人、大学出身5選手を来春キャンプで1軍に相当するA組でスタートさせる方針を示唆した。高知での秋季キャンプから1日に帰阪し、この日は京セラドームで行われた社会人野球日本選手権を視察。7巡目指名・西野真弘内野手(JR東日本=24)をチェックした。

 「持ち味はいろんな投手に対応できること。内野手の層を厚くしてくれる選手」。大学、社会人を経て入団する選手は来季の戦力にカウントしている。「A組の可能性は高い。Bに入っても、その先の実戦で枠の中に入れ、今いる選手と競争してもらう」と話した。

 目の前での試合では4打数1安打ながら、走攻守で質の高いプレーを見せ、チームの勝利に貢献した西野は「来られているのは聞いていましたが、意識せず、勝利だけを考えてプレーしました」と冷静に話す。身長1メートル67と小柄ながら「ファイター」を自認する熱い男。激しい競争は望むところだ。 

続きを表示

2014年11月3日のニュース