イチロー“存在感”示す1安打2盗塁 ヤンキース3連勝

[ 2014年8月9日 12:02 ]

インディアンス戦の6回、ラミレスの飛球を好捕したイチロー(AP)

ア・リーグ ヤンキース10―6インディアンス

(8月8日 ニューヨーク)
 米大リーグ、ヤンキースのイチローは8日(日本時間9日)、ニューヨークでのインディアンス戦に「9番・右翼」で2試合連続先発出場し、3打数1安打1四球、2盗塁だった。ヤンキースは10―6で勝ち、3連勝。

 初回1死一、二塁で二ゴロに倒れたが、一塁走者として残ったイチローはニ盗に成功。3回は2死一、二塁で空振り三振。6回の第3打席は四球で出塁し、この日2つ目の盗塁を決め、ジーターの送りバントで三進。ヤンキースは満塁とチャンスを広げた後、ベルトランに右越え本塁打が飛び出すなど、一挙5点を奪った。

 7回の第4打席では右前打を放ち、守備でも6回にラミレスの飛球を好捕。プラードの加入で出場機会が減り、8日付のニューヨーク・ポスト紙(電子版)にはウエーバーにかけられ、トレードの可能性が報じられたが、ベテランは衰えぬ存在感を存分に発揮した。

 ▼イチローの話(6回の好捕は)ちょっと(打球の)真下に入りすぎて、自分の(左)手で(ボールが)見えなくなってしまった。欲を言えば、もうちょっと角度をつけて(落下点に)入りたかった。そうすればもっと簡単だったかもしれない。

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