中日・吉見 来年の漢字は「忙」 「今年は暇すぎた」

[ 2013年12月28日 05:37 ]

来年の漢字を「忙」と書いた中日・吉見

 中日の吉見一起投手(29)が27日、ナゴヤ球場で自主トレを行い、来季の抱負を「忙」の漢字1字で表現。右肘痛で5月に離脱し、シーズンの大半を棒に振った今季の悔しさをバネに、来季の復帰後は働きまくる決意を見せた。

 「言葉は悪いけど、今年は暇すぎた。投げることが仕事なんで、試合で投げてなんぼ。その忙しさがほしい」

 5月7日のヤクルト戦(神宮)で途中降板し、翌8日に抹消。6月4日に「右肘内側側副じん帯の再建手術と右ひじ関節内のクリーニング手術」を受けた。通称「トミー・ジョン手術」と呼ばれる手術は全治に1年程度要するとされ、来季開幕は絶望的ながらも、早期復帰へリハビリは順調だ。すでに塁間の距離でのキャッチボールも始めており「普通にできている」と表情は明るい。

 今年の漢字は「暇」と即答。昨年まで5年連続2桁勝利の右腕が、復活次第、不動のエースへ返り咲く意気込みだ。

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2013年12月28日のニュース