雄星、大谷がイベント参加 花巻への恩返しで発案 3000人集まる

[ 2013年12月28日 19:07 ]

野球少年らとポーズをとる日本ハムの大谷翔平投手(左)と西武の菊池雄星投手

 西武の菊池雄星投手と日本ハムの大谷翔平投手が28日、高校時代を過ごした岩手県花巻市でイベントに参加し、野球少年ら約3千人を前に技術指導やトークショーなどを行った。

 東日本大震災の復興支援と地元への恩返しを目的に、花巻東高出身の2人が発案。被災した沿岸部の子どもも招待され、用具やユニホームをプレゼントして喜ばせた。

 9勝を挙げた菊池と投手と野手の「二刀流」に挑んだ大谷の今季対戦は2打数2三振で、菊池が3学年上の意地を見せた。「まだまだ上の存在」と先輩を持ち上げた大谷に対し、菊池は「来年、再来年に対戦できれば本当の勝負。でもできれば出てきてほしくない」と本音がポロリ。楽天の田中将大投手の米大リーグ移籍が確実で、来季は次世代のヒーロー候補が球界を盛り上げられるか。

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2013年12月28日のニュース