西岡、来季もテーマは「全力疾走」!「グラティ」の継続は?

[ 2013年11月27日 09:17 ]

ベストナインを受賞した阪神・西岡

プロ野球コンベンション

(11月26日)
 二塁手部門でベストナインを受賞した阪神・西岡が、来季も「全力疾走」をテーマに臨むことを誓った。「打ち損じたときは“クソ!”と思うんですが、アウトとコールされるまではわからない。平凡なゴロでもミスをする。100回に1回、1000回に1回かもしれない。その時に取れたセーフというのは、すごく価値がある」。1番打者としてこだわる「出塁率」を高めるためにも、塁間を常に“疾風”のごとく駆け抜ける決意だ。

 今季は夏場に左膝を痛め、状態を見ながらの出場もあった。2軍でのリハビリも経験。9月の大失速で優勝も逃している。「チームを変えられたという意識はない」。そう謙そんする背番号7だが、チームの雰囲気をガラリと変えたのは事実だ。

 その象徴でもあるホームラン後のパフォーマンス「グラティ」については賛否両論の意見がある。来季の継続については「選手間で考えていきますよ。チームの和を乱してまでやるつもりはありません」。猛虎をけん引してきた男の頭には「勝利」の2文字しかない。

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2013年11月27日のニュース