ロッテ ドラ1候補に捕手 高校と大学のNo・1リストアップ

[ 2013年6月20日 06:00 ]

ロッテが今秋ドラフトで上位指名候補にリストアップする大阪桐蔭・森

 ロッテは19日、スカウト会議を開き今秋のドラフト1位候補として、大阪桐蔭・森友哉捕手(3年)と福岡大・梅野隆太郎捕手(4年)をリストアップした。この日は上位指名候補を桐光学園・松井裕樹投手(3年)を含む25人に絞り込んだ。その中でも評価が高いのが、高校生と大学生の各世代のNo・1捕手だ。

 捕手出身の伊東監督は、フロントに「ドラフトで捕手を獲ってほしい」とリクエスト。昨年のドラフトでも光星学院(青森)の田村を3位で指名しており、「ポスト里崎」の育成は球団内でも確認されている。森は阪神・藤浪の女房役として昨年の甲子園で春夏連覇を経験し、高校生離れした打撃センスが魅力のドラフト目玉候補の一人。一方の梅野も強肩が売りで、今月の全日本大学野球選手権にも出場した即戦力捕手だ。

 林信平球団本部長は「監督から捕手が欲しいという話は聞いている。意向は最大限尊重したい。捕手を1位指名する可能性は十分にある」と説明。伊東監督が出席予定の8月末のスカウト会議でさらに議論を煮詰めていく。

 ◆森 友哉(もり・ともや)1995年(平7)8月8日、大阪府堺市生まれの17歳。庭代台小1年から「庭代台ビクトリー」で野球を始め、投手。東百舌鳥中時代には堺ビッグボーイズの正捕手として3年春の全国大会で準優勝。大阪桐蔭では1年秋から正捕手。50メートル6秒3、遠投100メートル。1メートル70、80キロ。右投げ左打ち。

 ◆梅野 隆太郎(うめの・りゅうたろう)1991年(平3)6月17日、福岡県那珂川町生まれの22歳。小学2年で野球を始め、4年から捕手。那珂川北中時代は「那珂川シャークス」に所属。福岡工大城東(福岡)では1年夏からベンチ入り。福岡大2年から大学日本代表入り。1メートル73、77キロ。右投げ右打ち。

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