松井氏、引退後初の帰国 300人出迎えに笑顔「ありがとう」

[ 2013年5月3日 16:20 ]

国民栄誉賞授与式と引退セレモニー出席のため米国から帰国、歓迎を受ける受ける元大リーガーの松井秀喜氏(右から2人目)

 プロ野球巨人や米大リーグのヤンキースなどで活躍し、国民栄誉賞受賞が決まった松井秀喜氏(38)が3日、成田空港着の航空機で帰国した。巨人元監督の長嶋茂雄氏(77)とともに出席する国民栄誉賞授与式と自身の引退セレモニーは5日、東京ドームでの巨人―広島(午後2時開始)の試合前に行われる。

 松井氏は日米通算で507本塁打をマークし、昨年12月に日米20年の選手生活からの引退を表明。ニューヨークで生活しており、今回が引退表明後初めての帰国となる。

 グレーのスーツに薄紫のネクタイ姿で到着ゲートに姿を見せると、約300人のファンから拍手と歓声が上がった。航空会社関係者から花束と背番号55の人形などの記念品を受け取り、待ち受けた約50人の報道陣から受賞を祝福されると「ありがとうございます」と笑顔で話した。

続きを表示

この記事のフォト

2013年5月3日のニュース