阿部　本塁打神話続く　東京ドームで３４連勝

＜巨・広＞巨人・阿部がソロを放ち、「国民栄誉賞おめでとうございます」と書かれた長嶋さんの看板を背に本塁へ

セ・リーグ 巨人５―４広島

（5月3日 東京Ｄ）
　巨人は４番・阿部が３試合連続本塁打。これで阿部が東京ドームで本塁打した試合は３４連勝となった。

　阿部は２点を追う６回、先頭打者として打席に立つと反攻の右越え弾。「いい集中力で打てた。打てる球を積極的に打たないと」。勢いに乗った打線は敵失も絡みこの回同点に追いついた。

　２回の先制点は今季初スタメンの中井が放った左前適時打。１１回は今季初出場の亀井が二塁打を放ってチャンスを作り、途中出場の脇谷がサヨナラ打。主役に加え脇役も活躍した巨人が３連勝を決めた。

　▼巨人・西村（延長十回を抑えて今季初勝利）「フォークが良かった。ファウルや空振りが取れた」

　▼巨人・ホールトン（５回４失点）「ブルペンでは調子は悪くなかったが、マウンドに上がると制球に苦しんだ」