松井氏に安倍首相同席で入閣要請?渡辺会長&ミスターが口説く

[ 2013年5月3日 06:00 ]

3日に帰国予定の松井氏

 巨人の渡辺恒雄球団会長(86)が、松井秀喜氏(38)に対し、直接入閣要請を行う可能性が2日、浮上した。

 関係者によれば5日の引退セレモニー、国民栄誉賞表彰式、始球式と一連のイベント終了後、松井氏は長嶋氏、渡辺球団会長、白石興二郎オーナー、安倍晋三首相とともに東京ドームのバルコニー席で、巨人―広島戦を観戦するという。

 渡辺球団会長にとっては待ちに待った松井氏との対面となる。昨年末に松井氏が現役引退を発表後、渡辺球団会長は帰国後の対面を熱望。1月7日の都内ホテルでの会合後には、松井氏に対し「今、原君の後を継ぐっていうのがいないんだよ。原君はまだやるけどね。その後は松井君は最適だよね、こちらから見れば」と次期監督候補であることを明言。さらに「早く巨人に戻ってきてもらって、コーチを多少やって、いずれ大監督になってもらいたい」と監督修業プランまで明かし、早ければ来季のコーチ招へいに乗り出す構えまで見せていた。

 ようやく実現する意中の人との対面。「松井君の方がどう考えるかだよ。帰ってきたら会うから。会って頼む」と懇願するように語っていただけに、猛烈なアプローチを展開することが予想される。一国の長である安倍首相が立ち会う中での入閣要請となれば、歴史に残る対面となる。

 松井氏は試合途中で東京ドームを後にする予定。試合の行方も気になるが、渡辺球団会長が松井氏をいかに口説くかにも注目が集まる。

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2013年5月3日のニュース