東尾コーチ マー君に猛指令 ブラジル戦先発も役割固定せず

[ 2013年1月17日 06:00 ]

 マーくん、侍の機関車になってくれ――。侍ジャパンの東尾修投手総合コーチ(62)が16日、都内で行われたWBCの公式ライセンスコインの記者発表会に出席。楽天・田中将大投手(24)を3月2日の1次ラウンド初戦、ブラジル戦(ヤフードーム)の先発に指名し、中継ぎ&抑えも兼ねる機関車としての役目を求めた。

 「大輔(松坂)、ダルビッシュと来て次はマー君。現時点で頭の中ではブラジル戦の先発に考えてる。先頭を走って機関車のように引っ張ってほしい」。球数制限や滑るボール、未知の相手など不安要素がある中、第1戦から全ての不安を払しょくして「“普通に投げれば行ける”という雰囲気をつくってほしい」。それができる気迫、技術、タフさが田中にはある。

 第1戦でその役目を果たした後は「場合によっては中継ぎ、抑えも。全てのイニングで考えている」とした。まさにフル回転。2月1日に山本監督とともに訪れる楽天のキャンプ視察で直接、マー君に「侍の機関車」という大役を伝える。
 

続きを表示

2013年1月17日のニュース