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イチロー残留正式発表「ポテンシャルだけの39歳と違う」

ヤンキースと契約したことが正式に発表されたイチロー

 ヤンキースは19日(日本時間20日)、今年7月にトレードで移籍し、シーズン終了後にFAとなっていたイチロー外野手(39)と、2年契約を結んだことを正式発表した。年俸は2年総額で1300万ドル(約10億9200万円)。来季、日米通算4000安打が懸かるイチローは都内で取材に応じ、ヤ軍への愛着を熱く語るとともに、来年10月に40歳を迎える肉体への自信をのぞかせた。

 所用で東京に滞在中のイチローの元にこの日朝、弓子夫人を通じてヤンキースが契約を正式発表したとの一報が届いた。1泊3日の強行軍でロサンゼルスでの身体検査を終えてから約1週間後の知らせ。「もう一度、機会を与えられたことに新たな覚悟が生まれている」と喜びをにじませた。

 年俸総額の抑制を図るヤ軍では今オフ初の複数年契約。しかも、来季40歳になる野手としては異例だ。今季は移籍前のマリナーズで打率・261と苦しんだが、ヤ軍では67試合で打率・322をマークした。年齢による衰えを指摘する声もある中、イチローは自信とプライドをにじませた。

 「ポテンシャルだけでやってきた39歳と、いろいろなものを積み重ねて、さまざまなことを考えて、そこに来た39歳を一緒にしてほしくないと思っている。ヤンキースはそのことを理解してくれているということではないでしょうか。とても感謝しているし、その気持ちに応えたい」

 そして、残留を選んだ理由についても明かした。実際、フィリーズとジャイアンツはヤ軍を上回る条件を提示していた。

 「勝つことへの強い思いは勝負の世界に生きている者であればどのチームの人間であっても持っているものだが、ヤンキースには負けを許さない空気が存在している。これが共存している組織は実はなかなかないのではないか。そんなチームが必要としてくれているなら断る理由はない」

 「勝利」への渇望がイチローをよみがえらせた。再びピンストライプのユニホームに袖を通す2年間。残り116本で日米通算4000安打、残り394本で殿堂入りの基準となるメジャー通算3000安打と大きな数字が目の前に見えている。年齢の壁を打ち破り、悲願の世界一をつかみ取る。イチローの目標ははっきりとしている。

 ≪「39歳最多安打」は225本≫39歳でのシーズン最多安打は、ポール・モリター(ツインズ)が96年にマークした225本。前年は打率.270、142安打と低調だったが、見事に復活を果たし、同年は打率.341で、シーズン終盤には通算3000安打も達成した。40歳では、30年のサム・ライス(セネターズ)の207本が最多で、歴代最年長でのシーズン200安打達成者。

[ 2012年12月21日 06:00 ]

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