オリックス保留者名簿のフィガロ ブルワーズと契約

[ 2012年12月21日 06:00 ]

ブルワーズとマイナー契約を結んだフィガロ

 ブルワーズは19日(日本時間20日)、今季までオリックスでプレーしたアルフレッド・フィガロ投手(28)とマイナー契約を結んだと球団公式サイトで発表した。同投手はオリックスで2年プレーし、通算8勝11敗だった。この契約に関して、同投手を契約保留選手名簿に入れているオリックスは不快感をあらわにした。

 野球協約では、球団が保留権を持つ選手が、海外のプロ球団を含めて他球団と契約交渉することを禁じている。横田昭作球団本部長補佐は「身分について解釈の食い違いがあるのではないか。フィガロは来季も必要な選手」と話し、自由契約にしない考えを示した。フィガロは今季終了後、中南米のウインターリーグに参加。その中で身分がFA選手になっていたことが原因とみられる。中村潤国際グループ長も「ブルワーズに悪意はないと思うが、身分照会もなかった」と糾弾した。

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2012年12月21日のニュース