高木監督イライラ「なんで代えたか、投手コーチに聞いて」

[ 2012年8月31日 22:49 ]

セ・リーグ 中日4-4ヤクルト

(8月31日 神宮)
 勝利まであとアウト一つで岩瀬が同点打を浴び、中日はほぼ手中にあった白星をこぼした。

 4―3の9回、ベンチは山井をマウンドに送った。先頭の比屋根に右前打を許し、バントで1死二塁。田中を遊ゴロに打ち取り、ミレッジは敬遠で2死一、三塁となったところで打席に左の川端。ここで岩瀬をぶつけたが、痛恨の右前打で追い付かれた。

 左腕は「結果は結果。やっていくしかない」と話したが、高木監督は「なんで代えたか、投手コーチに聞いて」といら立ちを隠せなかった。権藤投手コーチは「9回は左に回れば代えるつもりだった。ああいう形で出さないと(抑えとして)使えなくなってしまう」と説明。

 不振で8月上旬に2軍で調整し、18日に1軍に戻った守護神。権藤コーチは配慮しながら起用し、復帰後に2セーブを挙げた。ただ、この試合は川端に対し1ボールの後の2球目が高く浮いた。

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2012年8月31日のニュース