2軍で好調のマートン 来季残留へ 和田監督の強い意向

[ 2012年8月31日 06:00 ]

トス打撃で汗を流す阪神・マートン

 阪神のマット・マートン外野手(30)が来季も残留することが30日、確実となった。今季は開幕からの不振に加え、首脳陣との衝突もあり18日に出場選手登録を外れ、現在は2軍で調整している。昨オフに2年契約を結んだが、2年目となる来季の契約の選択権は球団が持つことから、処遇に関して球団内で慎重に検討を重ねてきたが、和田豊監督(49)の強い意向もあり残留する運びとなった。

 来日1年目の10年には214安打を放ち、オリックス時代のイチロー(現ヤンキース)が94年に樹立したシーズン210安打のプロ野球記録を更新。昨季も180安打を放ち、2年連続で両リーグ最多安打をマークした。しかし昨オフには米球界復帰も視野に入れるマートンと契約が難航。11月30日にようやく2年契約を結んだ経緯がある。

 今季は開幕前に左太腿裏の筋挫傷を起こし、来日3年目で初めて開幕スタメン落ち。その後も調子は上がらず、2軍落ちするまで打率・248と低迷した。能見が先発した6月9日のオリックス戦(甲子園)では、右翼からの送球ミスで失点を許し、試合後には「アイ・ドント・ライク・能見サン」と発言。8月17日のヤクルト戦(神宮)後のミーティングでは、関川外野守備走塁コーチと口論するなど、たびたび問題行動を起こしていた。

 それでも、2軍降格後は2軍戦で22打数10安打の打率・455で、球団側は来季の巻き返しのために必要な戦力と判断。マートンとの契約継続が決まった。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「野村克也」特集記事

2012年8月31日のニュース