巨人2年目の小山が初勝利 原監督も高評価「次も先発」

[ 2012年8月31日 21:19 ]

プロ初勝利を挙げ、ウイニングボールを手に笑顔の巨人・小山

セ・リーグ 巨人2-1DeNA

(8月31日 東京D)
 巨人は31日、2年目右腕の小山が7回3安打無失点と好投し、プロ初勝利を挙げた。

 プロ7度目の先発で自己最長となる7イニングをきっちり抑えた小山。7回には2死二、三塁のピンチを作ったが、DeNAの梶谷を空振り三振に抑えて乗り切った。「あそこで交代せずに使ってもらえたので、何としても抑えようと思った」と意気に応えるピッチングだった。

 同期ながら年下の宮国が既に4勝を挙げ、新人の田原や高木京らも救援で頭角を現す中、2軍で着実に結果を残して杉内の代役の座をつかみ取った。巨人はこれで優勝マジックナンバーは23。「マジックを減らす中で、一つでも貢献できてうれしい」と笑顔を見せた。

 原監督も「(ピンチを)しっかり乗り越えて結果を出した。非常に価値あるものだったと思いますね」と高く評価。「これだけのピッチングをしてくれたので、次も当然スターターの1人としてやってくれるんじゃないでしょうか」と期待を込めた。

続きを表示

この記事のフォト

2012年8月31日のニュース