就任1年目の上尾・高野監督 うれしい夏1勝

[ 2011年7月12日 06:00 ]

<上尾・三郷北>先発した背番号3の伊藤

埼玉大会2回戦 上尾6―1三郷北

(7月11日 上尾市民)
 84年以来、27年ぶりの甲子園を狙う“公立の星”上尾が6―1で三郷北を下した。

 先発は左腕2枚看板の1人、背番号3の伊藤。2回から6イニング連続三者凡退の快投で8回を3安打1失点。打線も2回に先制すると、中盤以降も連打にスクイズなどの小技を絡めて5点を追加。9回には背番号1を背負う三宅が登場し、きっちり試合を締めた。今春の県大会で準優勝し、Aシード校として迎えた初戦。就任1年目で前回の甲子園出場メンバーでもある高野和樹監督は「期待されるのはありがたいし、重みも感じる。公式戦は負けたら終わりだから」と夏の1勝に安どの表情。それでも新井主将が「春みたいにいくはずはない」と言うように、選手たちに口元を引き締めた。

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2011年7月12日のニュース