貧打露呈の楽天　星野監督「あそこで何とかしてほしかった」

６回、ベンチで重苦しい雰囲気の楽天・星野監督（右下）ら

パ・リーグ 楽天０―６ソフトバンク

（7月12日 Ｋスタ宮城）
　楽天はホールトンに対して工夫なく凡打を重ね、６回まで無安打。７回に岩村の遊撃強襲安打でようやく「Ｈ」ランプをともしたが、総得点が１２球団最低の貧打ぶりを露呈してしまった。

　チャンスがなかったわけではない。相手の制球が乱れた４回に２死満塁としたが、ガルシアは変化球に泳がされて二飛に倒れた。星野監督は「あそこで何とかしてほしかった。向こうが苦しんでいるときにつかまえきれないのが、こういう借金生活につながっている」と苦々しい表情を浮かべた。