松井 3打数無安打 「相手に上回られている」

[ 2011年7月6日 15:25 ]

マリナーズ戦の10回、ダッグアウトで試合を見守るアスレチックス・松井

 アスレチックスの松井秀喜外野手は5日、オークランドでのマリナーズ戦に「4番・指名打者」で3打数無安打。二ゴロ、左邪飛、二ゴロ、四球で打率2割1分7厘。試合はマリナーズが延長10回、4―2で勝った。

 松井は5試合ぶりに無安打。メジャーを代表する剛腕ヘルナンデスにひねられ「失投がない。それでも何とかしたかったが、相手に上回られている」と完敗を認めた。
 
 9回は抑えのリーグから、前を打つクリスプが同点打を放ったが、松井への初球に二盗を試みて失敗。松井は「何でも点につながればいい」と四球を選んだものの後続が倒れ、10回に守備の乱れから勝ち越された。
 主砲ウィリンハムの故障が長引き、松井も6月16日を最後に本塁打がない。またも接戦に敗れ「打てない。それに尽きる」と沈んだ声で話した
 
 ▼松井の話 (相手先発ヘルナンデスは)やはり、いい投手ですね。失投がない。それでも何とかしたかったが、相手に上回られている。(7回の二ゴロは)少し変化しているところを捉え切れていない。(2連敗)打てない。それに尽きる。(共同)

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2011年7月6日のニュース