西武１０残塁で４連敗　渡辺監督は岸に苦言

＜西・ソ＞６回２死一塁　岸（左）は、カブレラに右前安打を打たれ降板する

パ・リーグ 西武２―７ソフトバンク

（7月5日 西武Ｄ）
　西武は逆転負けで４連敗を喫し、借金は７となった。渡辺監督は「チャンスはつくるけど一本が出ない。ずっとそんな感じで来ている」と、１０残塁と決定打を欠いた攻めを嘆いた。

　先発の岸は５回まで１失点も、勝ち越した直後の６回につかまった。４失点で２敗目を喫した右腕は「調子は悪くなかったんですけど、点を取ってくれた後にもうちょっと何とかしないと」と肩を落とした。指揮官は「１点リードした所で抑えていかないと、岸が普通の投手になってしまう」と厳しかった。

　▼西武・大島（５回に一時は勝ち越しとなる中前打）何も考えずに思い切りいきました。食らいついていきました。

　▼西武・星孝（移籍後初スタメン、岸と東北学院時代以来のバッテリー）勝つ流れだったのに…。岸を勝たせてあげたかった。