館山完投でヤクルト3連勝!巨人は今季7度目3連敗

[ 2011年7月6日 18:15 ]

巨人戦に先発したヤクルト・館山

セ・リーグ ヤクルト4-2巨人

(7月6日 神宮)
 ヤクルトが3連勝した。1回、内野ゴロの間に先制。追い付かれた直後の2回には館山、畠山の適時打などで3点を勝ち越した。館山が9安打を浴びながら2失点完投し、7勝目を挙げた。巨人は金刃が崩れ、今季7度目の3連敗。
【試合結果】

 首位ヤクルトは6日、神宮で巨人と対戦。巨人戦5連勝中のヤクルトの先発は館山、巨人の先発は金刃。

 ヤクルトは1回、バレンティンの遊ゴロの間に先制。

 しかし直後の2回に巨人は阿部の右中間への5号ソロで追いついた。阿部は「完璧だったよ。先制された直後に追いつくことができて良かった」と喜んだ。

 ヤクルトはその裏、川端の安打を足場に築いた1死二塁で、館山のあわやホームランかというフェンス直撃のタイムリーツーベースで1点を勝ち越し。さらに勢いに乗ったヤクルト打線は初回からコントロールの不安定な巨人・金刃を攻め、ホワイトセルの右犠飛や畠山の左越え適時打で加点し4-1。金刃は先発では今季最短の1回2/3でKO。

 3点を追う巨人は3回表、1死二・三塁から長野の右安で1点を返し4-2。

 試合は4-2でヤクルトリードのまま8回を終了。館山は9安打を浴びながら2失点完投し、7勝目を挙げた。これでヤクルトは巨人戦6連勝。館山はタイムリーについては「打った自分が一番びっくりしている」と言いながらも「この完投を励みに頑張りたい」とすがすがしい笑顔で語った。

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