名手ビスケル 西岡を絶賛「守備範囲が広い」

[ 2011年6月18日 06:00 ]

ア・リーグ ツインズ1―0ホワイトソックス

(6月16日 ミネアポリス)
 ツインズ・西岡の遊撃守備について、対戦相手のホワイトソックスのオマー・ビスケルが絶賛した。

 ビスケルは遊撃手として通算2694試合に出場。ゴールドグラブ11度の受賞を誇り、メジャー23年目で44歳の今も現役を続ける名手だ。「両サイドにうまく動けていたし、守備範囲は広い。日本人にもこういう選手がいるのかと思った」と話した。一方で「もっと捕球してから素早く投げた方がいい。長く持ちすぎて一塁が際どくなるシーンがあった」と課題も指摘した。ビスケルは身長1メートル75の小柄で、決して強肩ではない。送球までの素早さで勝負してきた名手ならではの助言だ。最後には「ラテン系の選手のように楽しみながらプレーできている。あまり真面目すぎるとこの世界では長持ちしないからね」と性格面でもメジャー向きと太鼓判を押していた。

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