内海 エース対決制した!完投でハーラートップ9勝目

[ 2011年6月18日 20:45 ]

完投で9勝目を挙げ、ガッツポーズで喜ぶ巨人・内海

 プロ野球交流戦、巨人―西武3回戦は18日、東京ドームで行われ、巨人が2―1で勝ち、連敗を3で止めた。先発・内海が3安打1失点完投で両リーグトップに立つ9勝目をマークした。

 西武のエース涌井との投げ合い。初回は両投手とも3者凡退と上々の立ち上がり。2回、内海は2死から浅村に左前打を許し、これをラミレスが後逸(記録は三塁打)し、2死三塁となったが、熊代を三振に仕留め無失点。涌井はラミレス、長野、小笠原を3者連続三振。

 3回、内海は1死から涌井に右前打を許すも後続を抑え無失点。涌井はまたも3者凡退で3回までパーフェクト。序盤は両エースが持ち味を存分に発揮し、投手戦となった。

 4回、内海は3者凡退。涌井は1死から亀井、阿部に連打を許したものの、ラミレスを遊ゴロ併殺に仕留め、無失点で切り抜けた。

 5回、内海が3者凡退に抑えると、その裏、巨人は先頭の長野が左越えに7号ソロを放ち1点を先制。さらに2死三塁から内海が投手強襲安打を放ち、1点を加えた。

 西武は7回1死二塁から浅村の右前適時打で1点を返した。その裏、涌井が足に違和感を訴えて降板したが、継投で巨人に追加点を許さなかった。

 内海もは9回、先頭打者に四球を与えたものの、後続を断ち、リードを守り抜いた。

 この試合、3番に阿部を起用し、不振の小笠原を6番に下げる新オーダーで臨んだ巨人は2得点に終わったものの、本拠地の東京ドームでは今季初の2ケタ安打となる10安打を放った。

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