監督3人もOK!3校連合チームの福島県大会参加を承認

[ 2011年6月2日 06:00 ]

 日本高野連は1日、大阪市内で審議委員会を開き、原発事故の影響で転校が相次ぐなど部員が減少した福島県の双葉翔陽、富岡、相馬農の3校が連合で大会に参加することを承認した。

 全国高校野球選手権福島大会(7月13日開幕)には「相双連合チーム」として出場する。また、福島県高野連は大会運営委員会を開き、連合チーム3校の監督がベンチ入りできる特例措置を決めた。通常、指導者は監督、部長の2人しかベンチ入りできない。校歌や校旗の扱いはシートノック時に3校の校歌を流すほかは未定で、連合チームの意思を尊重しながら今後決める。また、事前に全球場で放射線量を測定。選手が受ける放射線を極力抑えるため開会式を簡素化し、試合時のシートノック時間を7分から5分に変更するほか、被災者を開会式に招待することなども合わせて決定した。

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2011年6月2日のニュース