選手は喪章、鳴り物自粛…中日が広島と慈善試合 

[ 2011年3月17日 21:15 ]

オープン戦 中日1―3広島

(3月17日 ナゴヤドーム)
 プロ野球のオープン戦、中日―広島が17日、名古屋市東区のナゴヤドームで行われた。東日本大震災発生後では、14日の巨人―阪神(岐阜)に続き2試合目。慈善試合としての開催で、観衆は1万1549人。収益金は被災地に寄付される。

 午後6時の開始前には、両チームの選手、スタッフと観客が犠牲者へ黙とうをささげた。選手は喪章をつけてプレーし、外野席の応援団は太鼓などの鳴り物を使った応援を自粛した。試合は広島が3―1で勝った。

 球場内に掲げられた日の丸の上部には黒い帯が付けられ、球場外の球団旗などは半旗とされた。安全面に支障がない範囲でライトアップなどの照明を控えた。午後4時の開門時には中日の選手、職員が入場口付近で募金活動を行い、五回終了までの受け付けで約210万円の義援金が集まった。

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2011年3月17日のニュース