秋山の1軍合流見送り…紅白戦で実力出せず

[ 2011年2月22日 06:00 ]

紅白戦 白組1-3紅組

(2月21日 安芸)
 2軍調整を続けてきた阪神・秋山の1軍合流が見送られた。紅白戦は白組4番手で6回から登板。大和の右前への飛球が不運な二塁打となり、1死三塁からは田上に前進守備の二遊間を抜かれて失点。変化球がワンバウンドするなど制球も乱れた。

 「力んでました。変化球がしっかり投げられず直球に頼ってしまった。キャンプでやってきたことを出せませんでした」

 球速増を目指して取り組んできた直球は最速141キロを計測。真弓監督は「真っすぐはいいスピンがかかっていた」と評価した一方、「そんなにたくさん(1軍に)抱えるわけにはいかない。(オープン戦で)いつ上で投げさせるか決めます」と現時点での本隊合流に首を振った。22日に2軍組として帰阪し、機会到来に備える。「いままでやってきたことをしっかりやって、アピールしたい」。再挑戦の時間はまだある。

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2011年2月22日のニュース