平成のスーパーカートリオ?石川3番で初マルチ

[ 2011年2月22日 06:00 ]

<日・横>3回無死、横浜の石川が遊内野安打を放ち一塁を駆け抜ける

練習試合 横浜4-6日本ハム

(2月21日 名護)
 横浜の石川が日本ハム戦で2安打。16日の紅白戦から5戦連続3番でフル出場の7年目に尾花監督は「3番に彼が座ると足のある選手が上位にそろう」と強い期待を寄せた。

 本来、打撃重視なら中軸にはスレッジ、村田、ハーパーが座る。だが指揮官には渡辺、森本、石川と俊足3人を上位に並べる構想もある。「足の速い走者が出れば、投手は直球が多くなる。そうすれば4番以降のパワーある打者が生かせる」と説明した。

 「投手に重圧をかけながら、自分の形を変えないでやりたい」と話す石川は、3番抜てき後11打数1安打だったが「きょう打てなかったら死んでましたよ」と2安打で結果も残した。85年に大洋を前年最下位から4位浮上へ導いたのが1番高木、2番加藤、3番屋鋪で全員が40盗塁以上したスーパーカートリオ。「まだ限定してないし、他も試す。でも機能すれば得点力はアップする」と尾花監督。機動力野球をうたう尾花ベイの金看板となる可能性は十分にある。

 ▼横浜・田中(先発して5回を5安打5失点)しっかり5回を投げられたのは前向きにとらえたい。反省はカウントを悪くして本塁打(2本)を打たれたこと。

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2011年2月22日のニュース