Gレギュラー争いは3・14関ケ原まで!

[ 2011年2月18日 06:00 ]

雨で1軍の練習が中止になったこの日、レストランのカウンターでくつろぐ巨人の原監督

 レギュラー争いは関ケ原まで――。巨人・原監督が今季のレギュラーと開幕投手の決定を3月14日の阪神とのオープン戦(岐阜)後に設定した。

 この日の紅白戦はラミレスを除くフルメンバーが出場予定だったが、雨予報のために、午前7時の段階でコーチ陣と話し合って順延を決定。本来は休日だった18日との日程入れ替えを即決した。「キャンプの詰めという部分で、このスケジュールだけはこなしたかった。昔は雨が降ったら休みだったけどね。休日と入れ替え?記憶にない」と指揮官。先発候補のバニスター、守護神候補のアルバラデホら新戦力を含む外国人投手のテストの場でもあり、コンディションを優先した。

 異例の日程変更はメンバー争いのスタートでもある。ラミレスもDHで出場する19日の広島戦(サンマリン)からオープン戦は19試合を予定。原監督は「最後の5試合くらいは完成型になるでしょう。開幕投手も逆算して残り5、6試合のところで決める」と説明。3月14日の岐阜での試合を消化すると残りはジャスト5試合となる。

 1600年、東軍の総大将・徳川家康が勝利を収めたのは現在の岐阜県にある関ケ原の戦い。若大将は「関ケ原までの戦い」で天下取りのためのサムライをえりすぐる。

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2011年2月18日のニュース