見るだけでも勉強!大石 オープン戦フル帯同

[ 2011年2月18日 06:00 ]

ブルペンで134球を投げた西武の大石

 西武のドラフト1位右腕、大石(早大)について、小野投手コーチがオープン戦フル帯同させる考えを示した。

 「雄星もだけど、若い投手は見るだけでも勉強になるから連れていくことになる」と同コーチ。開幕ローテーション入りを狙う大石は、20日の紅白戦で実戦デビューする。その後は3月2、3日の巨人戦(東京ドーム)で対外試合に初登板予定だ。早大では抑えを務めていたとあって、小野コーチは「大学とは全然違う。中6日でどうやって調整していくかだから」。開幕までチームに帯同させながら、基本的に中6日の登板で先発調整させていく。

 大石はこの日、ブルペンで今キャンプ最多タイとなる134球を投げ込んだ。体重移動をゆったりとする下半身の使い方を体に覚え込ませながらの投球に「きょうが一番良かった。まだ球のばらつきはありますけど、どんどん投げていきたい」とすれば、渡辺監督も「初めて右足の膝にマウンドの土が付いていた。長い回を投げるには下を使わないといけないから」と目を細めた。

 「もっと磨きをかけていきたい」と話す大石が、プロ仕様となってきた。

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2011年2月18日のニュース