秋山 21日先発決定!紅白戦でアピールや

[ 2011年2月18日 06:00 ]

安藤、上園ら先輩投手陣を後方に、生き生きとした表情で坂道を駆け上がる秋山

 鍛錬の成果を見せつける時がきた。開幕1軍を狙う2年目の阪神・秋山拓巳投手(19)が1軍と合同で行われる21日の紅白戦に先発することが17日、決まった。2イニングを予定している。

 練習後に報道陣に囲まれた秋山の第一声に大事なマウンドに上がるその心情が凝縮されていた。「(1軍に)残ります!」。自信に満ちあふれた表情はここまで充実のキャンプを送ってきたからだろう。

 2軍でじっくり調整させたいという首脳陣の配慮もあって安芸キャンプでは球数も自ら設定し紅白戦に備えてきた。中西2軍投手コーチとボールを上から叩くという意識のもと、フォーム修正にも着手。16日の練習試合・西武戦(春野)では1回2失点だったが「やってきていることはできた」と紅白戦へ向けて準備は完了したといっていい。

 21日は江草、杉山、上園と1軍当落線上の投手が続々と登板する。秋山も同じく結果を残さなければ1軍帯同は見送られる可能性もある。「キャンプでやってきたことを出せれば何とかなると思います」。自らを信じ、待ちに待ったマウンドで躍動する。

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2011年2月18日のニュース