松井を歓迎!同僚が“等身大”ゴジラプレゼント

[ 2011年2月18日 06:00 ]

バッテリー陣を集めて青空会議するアスレチックスのゲレン監督(左から5人目)

 アスレチックスのキャンプ地に「2人」のゴジラが登場する。新加入の松井を歓迎するため、ロッカーが隣の左腕ブレーデンが、1メートル88の松井とほぼ同じ1メートル83の等身大ゴジラ人形をニューヨークの有名おもちゃ店に発注したという。

 バッテリー陣は16日(日本時間17日)に一足早くキャンプイン。野手キャンプ初日の21日(同22日)に届く予定で、「強そうなヤツをオーダーした。マツイは驚いてくれるかな」と、笑顔で話した。

 昨年完全試合を達成したエースからの贈り物は、ただのジョークではない。36歳のチーム最年長に対する敬意の表れでもある。それは他の仲間も同じ。日系3世の正捕手スズキは、松井から日本語を学び、マリナーズのイチロー対策に使おうともくろむ。「面白そうな言葉を教えてもらう」と打席でのつぶやき戦法に活用するつもりだ。日本語講師役の他に本業でも「打率・380、35本塁打、150打点は挙げてもらわないと」とMVP級の活躍を要望した。

 ゲレン監督が本拠地と日本の時差を逆取材する一幕も。「(開幕後)オークランドが午後7時だと日本は午前11時?じゃあ日本のファンは昼休みに松井が二塁打を打っている姿が見られるね」と真顔で話した。

 チームはこの日、24日(同25日)から3日連続で紅白戦を実施すると発表した。19日(同20日)にキャンプ地入りする松井の実戦デビューが早まる可能性も浮上。期待はゴジラ人形以上に大きい。

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2011年2月18日のニュース