唐川シュート解禁!内角攻めで「危険な男」に

[ 2011年2月18日 06:00 ]

紅白戦に先発し、2回を1安打無失点に抑えたロッテの唐川

紅白戦 紅組6-5白組

(2月17日 石垣市)
 ロッテ・唐川が「危険な男」に変身を遂げる。紅白戦に先発し、2回1安打無失点の好投。今キャンプ初の実戦登板でシュートを解禁し、直球は140キロ止まりも手応えある試運転となった。

 主砲の内角を攻めた。2回先頭の金泰均(キム・テギュン)の2球目。ボールとなったが内角を意識させ、最後は外寄りの球で見逃し三振に仕留めた。打者7人に30球を投じ、シュートは4球。3球がボールで1球は細谷に左前に運ばれた。だが「試合ではストライクが入らなかったけど、練習ではいい球が行っているので」と気にするそぶりはない。

 昨年の春季キャンプでシュートを習得。5月に右手中指を骨折するまで投じていたが、シュートは中指に負担がかかるために復帰後は自重していた。甘いマスクの右腕は「(打者に)僕は怖くないと思われていると思う。内角を広く使えれば外角も生きてくる」。指の状態が戻ったため満を持しての解禁で、西村監督も「本人もいろいろ考えている中での結果ですよ」と話した。日本ハム・中田ら同世代が活躍しているが「気にするとか、そういう思いはないです」ときっぱり。唐川はマイペースを貫く。

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2011年2月18日のニュース