ダル「気持ちが乗らず」41球で切り上げ

[ 2011年2月18日 06:00 ]

<日本ハム・名護キャンプ>ブルペンでの投球後いダルビッシュの投球を見る斎藤、右は梨田監督

 日本ハムのダルビッシュは41球を投げたところで、突如ブルペンを後にした。

 クールダウンのキャッチボールもせず、そそくさと退散したエースは「球は良かったけれど、気持ちが乗らなかった。めったにないことです」としてアクシデントではないことを強調。予定通り、19日の紅白戦(国頭)で先発として1イニング、今季初めて実戦のマウンドに立つ。

 韓国SKと練習試合前には、09年WBC決勝で対戦した韓国代表のメンバーと再会した。李丞鎬(イ・スンホ)と談笑し、鄭根宇(ジョン・グンウ)と崔廷(チェ・ジョン)からはサインを頼まれたことを明かすと「韓国の選手は兵役を経験したり、大舞台に強かったり人間として尊敬している。練習を見ていてもパワーが凄い。持っているものが違う」と話した。シーズン中も雑誌で韓国野球の結果チェックを欠かさないという日本のエースは、「韓流パワー」に刺激を受けながら開幕に向けてギアを上げていく。

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2011年2月18日のニュース