斎藤 13日の実戦デビュー戦は2番手登板

[ 2011年2月12日 06:00 ]

<日本ハム・キャンプ>中村(左)と談笑する斎藤

 日本ハム・斎藤の実戦デビューとなる13日の韓国サムスン戦(名護)は、2番手登板することが分かった。

 この日は前夜からの雨が降り続き特守などが中止され、練習は室内での軽めのメニューに変更。13日も名護市内は曇時々雨の予報で降水確率は50%だ。開始しても雨で途中中止となる可能性があるだけに吉井投手コーチは「天気が良くないなら早めに投げさせてあげた方がいい。(起用予定の)他の投手は1度実戦(紅白戦)で投げているので。斎藤だけが初めてだから」と説明した。

 「どちらかというと晴れ男だと思う」という斎藤は、先発の吉川に続き1イニング投げる。「きのうの打撃投手のように打たれてもいいと思う。キャンプ中は打たれて学んで。3月のオープン戦ではいろいろ試していきたい」とフリー打撃で中田らに8被弾した前日同様、プロの打者の間合いや呼吸をじっくり探るのがテーマになる。

 投球するたびに注目を集め、著名な球界OBらからは助言を受け続けている。「凄くいいなと思ったら取り入れて。違うな、というのは聞き流しますけど。分別はつけます」とキャンプイン後も自分のペース、考えで調整を続けている。この日は「ゆっくり休みます」と正午すぎに宿舎へ戻り充電。12日にはブルペン入りして、実戦デビューに備える予定だ。開幕1軍を見据えた確かな足取りに揺らぎはない。

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2011年2月12日のニュース