阿部も沢村を高評価「自分のペースで投げていた」

[ 2011年2月12日 06:00 ]

<巨人キャンプ>沢村(手前)の投球を打ち損じ、表情を曇らせる阿部

 巨人の阿部も、中大の後輩・沢村の剛球にフルスイングで応えた。対戦4球目。やや内よりの直球を右翼フェンス付近まで飛ばした。計10スイングで安打性の当たりはS班のメンバーでは最多の4本。それでも沢村について「堂々と自分のペースで投げてた」と高く評価した。

 キャンプ序盤に沢村のブルペン投球を捕手として受けた際も「上原さんの球質を重くした感じ」と絶賛していた阿部。打席で体感して「ブルペンと印象は同じ。低めに来る球がいい。試合でもあれぐらいテンポよく投げてほしい」と期待した。

 自身も新人時代は周囲の注目を集めただけに報道陣に対し「あまり(沢村が)快投とか書かないでください」と後輩を気遣うコメントも。8日のフリー打撃では柵越えを連発するなど15日の紅白戦出場へ向け調整は順調で、最後は「毎年2月は絶好調」と胸を張った。 

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2011年2月12日のニュース