横浜 これでトレード4件目 新戦力右腕は「中継ぎで期待しているが…」

[ 2011年1月21日 07:25 ]

 西武の大沼幸二投手(31)と横浜の弥太郎投手(28)=本名・坂元弥太郎=両右腕の交換トレードが合意に達し、20日に両球団から発表された。

 3年連続最下位の横浜はこのオフ、4件目のトレード。投手では寺原らを放出し、オリックスから左腕の山本を獲得したのに続く補強となる。昨季のチーム防御率は両リーグワーストの4・88。昨季は故障もあり、16試合の登板に終わった大沼だが、08、09年には2年連続で50試合以上に登板し、先発の経験もある。横浜・佐藤常務取締役は「環境が変わり、力を発揮することを期待している。中継ぎで期待しているが、先発の能力もある」とし、キャンプで適性を見極める考えだ。
 一方、弥太郎はヤクルト、日本ハム、横浜と移籍して4球団目となる。西武・前田球団本部長は「先発、中継ぎとどのポジションでもやってもらいたいと考えています」と期待を寄せた。

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2011年1月21日のニュース