岸にそっくり!?大石 銀仁朗も絶賛初ブルペン

[ 2011年1月21日 06:00 ]

<西武新人合同自主トレ>大石は、投球練習を行う

 キャンプのA班(1軍)スタートが決まった西武のドラフト1位・大石達也投手(22=早大)が20日、埼玉県所沢市の西武第2球場でプロ初のブルペン投球を行った。ボールを受けたのは、正捕手候補の銀仁朗。立ち投げで直球のみ31球を投げ込み「初めてにしては良かったと思います。5、6割で投げようと思っていたけど、銀仁朗さんで力が入ってしまいました」と振り返った。

 昨年11月の明治神宮大会以来のマウンド。銀仁朗はすぐに潜在能力の高さを見抜いた。「冗談抜きでいいですね。球の回転がきれいだし、思ったよりも伸びている感じ。球の出方とか岸さんっぽいなと思いました」と絶賛コメントを並べた。

 テークバックの形が岸に似ており、右手が体の後ろに長く隠れるために、打者にとっては出どころが見えにくい。さらに軸足で真っすぐ立つことを重視する点も共通している。岸は1年目に11勝。昨年まで4年連続2桁勝利をマークし、今では涌井と並びチームの大黒柱となった。プロで成功している右腕を引き合いに出すほど、銀仁朗はホレ込んだ様子だった。

続きを表示

この記事のフォト

2011年1月21日のニュース