由規21歳の誓い“最年少最多勝獲る”

[ 2010年12月6日 06:00 ]

21歳の誕生日を迎え、お祝いのケーキを手にするヤクルト・由規

 ヤクルトの由規が、21歳の誕生日を迎え、来季の最多勝獲りを誓った。神宮室内練習場で開催されたミズノ野球教室に出席した右腕は、プロ4年目となる来季について「(広島の)前田健さんが(4年目に)あんなにタイトルを獲った。今季の2桁勝利(12勝)は自信になったが、ステップアップしたい。僕もまずは1つタイトルを。目標は最多勝です」と球団史上最年少の最多勝に照準を当てた。

 初タイトル獲得に向け、今オフは太腿の裏、背中など体の裏側にあたる筋肉強化が課題。日本人投手最速の161キロをマークした球速のさらなるアップと故障防止が狙いだ。また、埼玉県戸田市のスワローズ寮では現在の314号室から5階へ引っ越し中。年明けに入寮する育成ドラフト3位指名の弟・貴規(仙台育英)にこれまでの部屋を引き渡し、兄は来季チームの柱となる。

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2010年12月6日のニュース