背番号１８！日本ハム・斎藤誕生「思わずゼロの数を数えた」

日本ハムと仮契約を交わし、背番号を書いた色紙を手に笑顔を見せる斎藤佑樹投手

　４球団競合の末に、日本ハムがドラフト１位で指名した早大の斎藤佑樹投手（２２）＝１７６センチ、７６キロ、右投げ右打ち＝の入団が６日、決まった。東京都内のホテルで日本ハムと交渉し、契約金１億円プラス出来高払い５千万円、年俸１５００万円で仮契約した。背番号は１８に決まった。

　学生服姿の斎藤投手は仮契約を終え、「思わずゼロの数を数えてしまった」と照れ笑いを浮かべた。「最高の評価をしていただき、うれしく思う。日本ハムとの縁を大切に一日でも早く活躍する姿を見せられるように頑張りたい」と意気込みを語った。１８番を背負うことには「エースナンバーというイメージがある」と口元を引き締めた。

　東京・早実高３年生だった２００６年夏に全国高校野球選手権で優勝してから、スター選手として常に注目を浴び続けてきた。東京六大学リーグでは通算３０勝、３００奪三振を達成。即戦力として期待される右腕は「先発でも中継ぎでも抑えでも、与えられたポジションで開幕１軍を目指したい」と目標を掲げた。

　９日に札幌ドームで行われる入団セレモニーでは、ユニホーム姿を初めてお披露目する予定。（金額は推定）