オリックス 巻き返しへ、ユニホーム一新

[ 2010年10月9日 06:00 ]

宮内オーナー(右)にシーズン終了の報告をし、握手をする岡田監督

 オリックスが岡田監督2年目の来季から公式戦用ユニホームを変更することが8日、分かった。ビジター用をマイナーチェンジして2シーズンを戦ったばかりだが、常勝軍団形成へ戦闘着の新調を決定。青と黄の「オリックスカラー」にもこだわらないニューカラーも取り入れる方向で最終調整に入っている。

 この日、岡田監督は大阪市北区のオリックス大阪本社で宮内オーナーに就任1年目のシーズン終了報告を行った。早くも着手している来季に向けた戦闘準備の第1弾が、ユニホームの一新だ。今季は5位ながら、借金30で最下位に沈んだ昨季から戦いの様相が一変。交流戦初優勝、借金2と立て直した手腕を評価する同オーナーからは、指揮官に長期政権確約を示唆する言葉が出た。
 「過去に監督がひんぱんに代わるという、わたしにとって不幸な歴史がありました。できるのであれば、監督にずっとやっていただきたい。心より期待している」
 チーム再建への期待は明白だ。球団総帥が球団史上初めて大阪に出向いてオーナー報告を受けたことがその証拠。一方で岡田監督は1年勝負を強調した。「契約年数じゃなく、1年1年」。補強ビジョンについては「FAに関心はない。方針(若手育成)を変える必要はない」と語り、若手底上げのスタイルは阪神時代から不変だ。3年契約2年目に狙うはもちろんV奪回。再スタートは、新たに装いで迎える。

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2010年10月9日のニュース