「気持ちで」で2回無失点…小林宏が“存在感”

[ 2010年10月9日 18:44 ]

11回、高山を三振に仕留め西武に逆転勝ち、ガッツポーズして喜ぶロッテ・小林宏

 【ロッテ6―5西武】レギュラーシーズン終盤に不安定な投球が続いたロッテの小林宏が、延長十回からの2イニングを抑えて存在感を見せた。

 球速こそ140キロ台に乗らない球が続いたが、「気持ちで負けないようにした」と右腕。この舞台に備え、徹底した投げ込みを繰り返した成果がしびれる場面で出た。
 「シーズン最後がふがいない投球だったので。チャンスをもらえてうれしい」。久しぶりに白い歯がのぞいた。

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2010年10月9日のニュース