西岡「ウズウズ」狙うプレーボール安打

[ 2010年10月9日 06:00 ]

チームをけん引する西岡は打撃練習で汗を流す

 不動のリードオフマン西岡がプレーボール安打でロッテを勢いづける。西武ドームでの前日練習後、「先頭打者の役割を考えながらやります。特に1打席目の1球目は集中したい。試合開始の1球目はファンを含めて全員が注目しますから」と宣言した。

 今季は初回の第1打席で先頭打者アーチ2本を含む133打数49安打の打率・368をマークして打線をけん引。四球も選ぶが、甘い球がくれば初球から積極的に打つスタイルはCSでも変えない。
 過去2年はチームがBクラスに低迷しただけに「早く試合がしたくてウズウズしていた。ワクワクしています」。西武が自身を警戒していることにも「マークは相手が勝手にやること。特に意識はせず、失敗を恐れずにアグレッシブなプレーをしたい」。自身初のフルイニング出場を果たしたシーズンは206安打、打率・346。首位打者と最多安打のタイトルを獲得した積極打法で流れを呼び込む構えだ。西村監督は打順などの質問に「言いたくありません。あしたになれば分かります」とピリピリムードを漂わせたが、主将・西岡は普段通りのプレーを貫く。

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2010年10月9日のニュース