森野＆和田が連夜の連弾！！貯金１

＜中・横＞７回、森野（右）は右越え１０号を放ちナインとハイタッチ

　【中日４－２横浜】中日の森野、和田の３、４番コンビが連夜の２者連続アーチで、チームを今月８日以来の貯金１に導いた。

　同点の７回だ。森野は、横浜先発・加賀の１ボールからの直球に最短距離でバットを出すと、打球は低い弾道で右翼席へ。「やっと甘い球がきた。打った瞬間にいったと思った」という一打で貴重な勝ち越し点をもたらした。球場が盛り上がる中、和田は３球目の高めに浮いたスライダーを逃さずに左中間席へ運んだ。「高めの球をようやくとらえることができた」。前日は２点リードの８回にダメ押しの連弾。落合監督も認めるように、今の打線は中軸に頼るところが大きい。苦しいチーム状況の中、開幕からリーグ上位の打率を誇る２人が勢いを取り戻しつつある。

　≪山井　投打に活躍≫中日の山井が投打に活躍した。投げては７回５安打１失点の力投で味方の逆転勝ちを呼び込み、今季２勝目。１点をリードされていた６回２死の打席では、自ら左中間へ二塁打を放ち、続く荒木の遊撃強襲二塁打で生還した。「要所、要所で粘れたから、後半、野手の方に助けてもらえたんだと思う」と納得の表情だった。