最高の褒め言葉「マツイは絶対に必要だ」

[ 2010年2月25日 15:34 ]

守備練習するエンゼルスの松井秀

 首脳陣、チームメートの期待は早くも大きい。エンゼルスのソーシア監督は、軽い守備練習をこなす松井秀に「現在のひざの状態には驚いている。以前に聞いていた報告と違っていいから」と胸をなで下ろした。

 24日に主力のアブレイユがチームに合流した。ヤンキース時代の同僚、松井秀と早速キャッチボールをした昨季の2番打者は「リーグトップクラスの左打者が加わった。自分はキャンプで鍛えておかないと。彼が長打を打って、本塁まで走ることが多くなるからね」と、背番号「55」の加入を喜んだ。
 ハッチャー打撃コーチは松井秀の姿勢に注目。移籍1年目、報道陣も多く、気負ってもおかしくないところで「彼はペースを一切乱さない。プロフェッショナルな打者」と感心した。移籍で去った通算407本塁打のゲレロの役割を左の強打者に期待する。
 「4番になるか5番になるかは分からないが、毎日、試合に出ることになるだろうね。マツイは打線に絶対に必要だ」。ソーシア監督の熱い口ぶりに、松井秀への信頼感がよく出ている。(共同)

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2010年2月25日のニュース