初心者ですが…雄星“WBC”参戦熱望

[ 2010年1月24日 06:00 ]

 西武のドラフト1位左腕・雄星が“WBC”参戦を熱望した。といっても、携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS」のアクションゲーム「ボンバーマン」で行われている通称「ワールド・ボンバーマン・クラシック」のこと。石井一ら投手陣を中心にチーム内で大流行している。

 花巻東時代は携帯ゲーム機とは無縁だった雄星だが、数日前、2台持っている昨年のドラフト1位・中崎から1台譲り受けた。「最近ボンバーマンにハマっています」と言うように、ドラフト5位の松下(早大)らと連日のように爆撃音を響かせている。
 肝心の腕前は「自分の置いた爆弾でやられる」という初心者レベル。チーム内で「横綱級の腕前」と恐れられている涌井や小野寺の足元にも及ばないが、投手陣と早く打ち解けるためには絶好のアイテムだ。「参戦できるようにしたいですね。まだ現状ではそんなレベルではないですけど」。もちろん、本業の野球に集中している18歳だが、グラウンド外でも新たな楽しみを見つけたようだ。

 ≪投球は第4クールで本格化?≫雄星は新人合同自主トレ休日のこの日は埼玉・所沢の西武第2球場には姿を見せず、英気を養った。24日から始まる第4クールでは5度目となるブルペン入りも予定されており、正捕手候補の細川を相手に、初めて捕手を座らせて投球練習を行う可能性もある。

 ◆ボンバーマン キャラクターを動かしながら、爆弾を配置して敵を倒していくアクションゲーム。火力アイテムを獲得する度に爆風は1マスずつ拡大。ブロックなどの障害物があれば爆風は遮断されるが、自らも爆風にさらされると死んでしまうため、頭脳的かつ高度な爆弾配置テクニックが要求される。

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2010年1月24日のニュース