ミズノと4年契約…松井秀、40歳まで現役!

[ 2010年1月24日 06:00 ]

2010年モデルの用具に笑顔を見せるエンゼルス・松井

 エンゼルスの松井秀喜外野手(35)が23日、都内のホテルで会見を開き、スポーツ用品メーカー・ミズノとのアドバイザリープロスタッフ契約を更新したことを発表した。契約年数は自己最長となる4年。40歳まで現役を続けることを誓った松井は、さらなるアーチ量産へ、バットのグリップエンドから5センチの個所を1・8ミリ太くするなど用具に改良を加えた。

 不惑への誓いだった。前回の3年を超える新たな4年契約。松井は「少なくとも40歳くらいまではプレーしたい気持ちがあった。その時間にちょうどぴったりだと思います」と語った。契約最終年は39歳として迎えるシーズン。40歳までは現役を続ける思いを込めた。
 ミズノとは、巨人時代の95年から単年契約を重ね、03年のメジャー挑戦後も2年契約を2度更新し、07年からの3年契約を満了したところ。新天地のエ軍とは年俸600万ドル(約5億4000万円)の1年契約だが「あと4年は引退できないな、というプレッシャーでいっぱい。4年もの契約期間を頂きミズノさんには感謝の気持ちでいっぱいだし、その間しっかりプレーして期待に応えたい」と自らを奮い立たせるように言った。
 そのためにも勝負の1年となる。昨季は04年の自己最多31発に次ぐ28本塁打。ワールドシリーズでも3本塁打しMVPを獲得するなど打撃への手応えは十分だったが、バットにさらなる進化を求めた。長さや重さ、素材はそのままだが、グリップエンドから5センチの個所を1・8ミリ太くした。
 握った際に右手の薬指から中指にあたる部分。「非常に細かい、僕の中では大きなチェンジではない」と話したが、毎年バットを改良し続けてきた松井が初めて手を入れる個所だ。「意図は体との一体感を求めた結果。握った手のひらの感覚的なもの」。昨季からグリップエンドに右手小指をかけるスタイルに戻しており、操作性がさらに向上。わずか「1・8ミリ」のこだわりについて、同社スタッフは「支点となるグリップが締まれば、当然ヘッドは走るようになる」とも付け加えた。
 新たな相棒を早速数本持ち帰り「素振りにしてもやっぱり今年使うバットで早く振りたいよね」と瞳を輝かせた松井。「僕の新しいスタート。ふさわしい、いいシーズンにしたい」と不惑へと続く道を走り続けるその表情に、迷いはみじんもない。

 ≪用具は全身“エンゼルス仕様”≫この日はバット以外にも、今季使用する用具が初披露された。昨季は一度も守備に就けず「試合で使えるようにしたい」と話すグラブは、昨季の型に加え、手を入れる部分を1・5センチ狭くした型も用意。スパイクは昨季途中から採用したメッシュ地のソールを継続使用しクッション性を強化する。また、グラブは昨季までの濃い青から赤茶色に。スパイク、手袋、ひざを保護する機能を備えたタイツのいずれにもチームカラーの赤を加えた。

 ≪守備機会増える?控え外野手放出≫松井に朗報?エンゼルスがメッツとの交換トレードで控え外野手のマシューズを放出し、中継ぎ右腕ストークスを獲得した。マシューズは06年レンジャーズ時代に打率・313、19本塁打、79打点を挙げており、メ軍は右ひざを手術して開幕が絶望視されるベルトランの代役として期待。昨季も80試合に先発した“第4の外野手”の移籍で、松井の守備機会が増える可能性が高まった。

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