史上15人目の満票選出!プホルスが2年連続MVP

[ 2009年11月25日 09:20 ]

カージナルスのアルバート・プホルス内野手

5年間で3度目の受賞…プホルス「特別な気分」

 米大リーグ、ナ・リーグの最優秀選手(MVP)が24日発表され、リーグ最多の47本塁打を放ったアルバート・プホルス内野手(カージナルス)が満票(1位票32)で2年連続3度目の受賞を果たした。
 満票選出は2002年のバリー・ボンズ(当時ジャイアンツ)以来で大リーグ15人目。連続受賞も01~04年のボンズ以来。3度以上受賞は大リーグ10人目。最多受賞は7度のボンズで、3度がプホルスで9人目。
 来年1月で30歳のプホルスは今季、160試合出場、打率3割2分7厘と135打点がリーグ3位。チームを地区優勝に導き、大リーグ1年目からの「打率3割・30本塁打・100打点」を9年連続に伸ばした。
 全米野球記者協会会員の投票は10人連記。プホルスが448点、打率1位のハンリー・ラミレス内野手(マーリンズ)が233点で2位、最多打点のライアン・ハワード内野手(フィリーズ)が217点で3位。日本選手の得票はなかった。

 ▼カージナルス・プホルス内野手の話 MVPはチームのもの。一人では成し遂げられない。仲間に感謝している。数字のためではなく、プレーオフ進出のために全力を尽くした。わたしはただ一日一日を大事に過ごしたい。大リーグでの9年間、その思いでプレーしてきた。(共同)

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2009年11月25日のニュース