“ゴルフ界デビュー”おかわり君お手本に

[ 2009年11月25日 06:00 ]

西武納会ゴルフ、1番ホール、豪快にティーショットを放つ中村

 2年連続本塁打王に輝いた西武・中村の特集が、ゴルファーのバイブルとも呼ばれる「月刊ゴルフダイジェスト」(発行・ゴルフダイジェスト社)に登場することになった。12月21日に発売される2010年2月号以降に「60~70%の力でもボールは飛ぶ」との特集が組まれるもので、その参考スイング例として中村が取り上げられる。

 中村と言えば、独特の“脱力系ホームラン理論”を持つ。大阪桐蔭時代に右手小指を骨折した直後に軽打していたのが始まりといい「僕はスイング時にできるだけ力を入れたくないという考え。しっかりポイントで打てれば、軽く振ってもボールは飛ぶ。せいぜい(力の入れ具合は)7、8割ですね。強振すると逆にファウルや空振りが多くなる」と話す。
 同社関係者はこの理論はゴルフにおいても同様だという。この日、中村は埼玉・飯能の武蔵丘ゴルフコースで開催された球団納会コンペに参加。同社が計測した中村のヘッドスピードは秒速57メートル。T・ウッズの60メートルには及ばないものの、一流プロゴルファーの証ともいえる秒速50メートルの壁を楽々と越えてみせた。ここでも中村は「バッティングと一緒であまり力を入れて振っていないですよ」。自己申告によると、最長飛距離は350ヤード。ラウンド終了後にはバットでのスイングを撮影され、「ゴルフ場にバットは似合いませんね」とはにかんだ。

続きを表示

2009年11月25日のニュース